top of page
Tomizo Saratani
更谷 富造
高校1年生 (15歳) から漆を学び、現在まで50年以上、漆人生を歩んでいます。今まで海外3カ国に滞在し、2020年に本格的に、加賀市山中温泉に移住してきました。
海外生活での経験や一流な方々とのつながりから、世界レベルの技術やノウハウ、価値観を次の世代の若者たちに伝授したく帰国し、現在に至ります。
金継ぎ教室をする理由
日本では、古いものを捨て、新しいものを使うという考えがはびこり、生産コンセプトはあるが、修復して長く使うということは封印されていました。
しかし、今は古きよきものを大切にするマインドが目覚めてきています。
時代とともにいいものを長く使いたいという人が増え、今の金継ぎブームにもつながっています。
焼き物は必ず破損します。大切にしているからこそ、破損しても保存してあるものがたくさんあります。
私は、人々が古きよきものを修復しながら長く使うということに協力したく、ハイレベルな技術を伝えるために、陶芸修復工房づくりを進めています。
ハイレベルな技術を知ることで、収入源になることや、漆・蒔絵の世界に入っていくきっかけになればと思っております。
金継ぎとは
60年前は、金鈖、銀鈖、プラチナ鈖、青金など丸鈖を使って蒔絵の技術で修復する方法をわれわれ専門家の間では鈖継ぎとよんでいました。
金継ぎという一般うけする名前に変わったのは、20年ほど前です。
今では海外の人も金継ぎの魅力を感じて、金継ぎとしてひろがっています。
bottom of page